輸入合板各種

建築知識原稿

近頃2'×4'をはじめ最近の現場で使用される合板は南洋材を使ったラワン合板から針葉樹合板にシフトしてきているようだ.この合板のことを少しまとめてみると、針葉樹合板といわれるものはカナダやアメリカ西海岸から輸入されてきているものと国内産がある.アメリカからのものにはAPA、カナダからのものにはCOFIおよびCANPLYとスタンプが押されているが日本のJAS規格に当たる各国の品質保証を示し、日本に輸入されるものはJASのスタンプが押されているものもある.これら構造用合板はFc0と呼ばれる規格をクリアしホルムアルデヒドの放出量が非常に少なく、ハウスメーカー、建築家をはじめ室内環境を良好に保ちたい多くの人に選択されている.北米からの合板は日本のFc0の基準0.5mg/lのさらに一桁少ない基準となっており安心して使用できる製品といえよう.この構造用合板、何も指定しないと裏表を問わず判子がベタベタと押された製品が現場に搬入されることが多いが、片面または両面とも表し仕上げ用の製品があり、北米ではグッドワンサイド、グッドツーサイドと呼ばれる.残念ながらグッドツーサイドは現在のところ日本では流通していないようだ.表面材の種類はサザンパイン、レッドシダー、ラーチなどで国産品はラーチが多い.サザンパイン、ラーチは共に白から薄い黄色が基調となった色合いだ.この二種類は価格が9mm厚で平米1200〜2000円程度である.レッドシダーはその名の通り赤っぽい.またレッドシダー製品は防腐防虫効果があり、小口からの吸水を上手く押さえることが出来れば外部での仕様も問題ないし、2'×10'という長物もあるので使いやすい.ラフソーン(鋸目表面仕上)とブラッシ(縦溝表面仕上)仕上がある.値段は9mm厚で平米4000円程度.国内産は各問屋で、北米産の製品は新木場にある高広木材(03-3521-6121)で入手できる.また高広木材では各種合板の見本、塗装をかけたときの見本などもそろっているので、実際に目で確かめるのも良いだろう.