OSB合板の種類

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OSB合板は木材のチップから作られエコウッドと呼ばれる.一般の材木の歩留まりが60%程度であるのに対し、チップ状にしてつかうため歩留まりは80%程度と高く、資源を有効に使うという意味合いからこのように呼ばれている.OSBは細長い木片を一定方向に並べ耐水性の接着剤で固めたパネルを縦横に合板のように積層して作られる.この木片はアスペン、ポプラ等が使われその比率などはメーカーによって異なるが、表情、色の違いはほとんど変わらない.構造用合板として作られたものと、それをインテリア用にサンダー掛けした製品があり構造用の製品は製作過程で表面に吹き付けられる茶色のパウダー状の接着剤が所々に表れており、お世辞にも綺麗な製品とは言えない.インテリア用に作られたものはOSBインテリア(8mm)、OSBノースタンプ(9.5mm)と二つのグレードがありOSBインテリアは両面にサンダーがかけられ、OSBノースタンプは構造用のOSBと同じ製品で、スタンプの押されていないものである.値段は為替のレートにもよるがインテリアで平米1500円程度、ノースタンプで800円程度である.また構造用のOSBは小口からの吸水を防ぐために黄色や赤の派手な塗料が小口に塗られているため、そのまま表しで使用すると四周に少し派手なペイント部分が見えてしまうのだが、インテリア用としての製品にはそれがない.何度かOSB合板を設計で指定したのだが毎回表情の違う製品が現場に納入され、このように同じOSB合板でも何種類もの、そして用途に応じて耐力、意匠の違うものがでていたのを知ると、当時の不勉強を痛感させられる.北米から輸入される他の合板と同じくホルムアルデヒドの放出量は日本のFc0の基準に比べても約1/25にとどまっており、安心して内装材として使うことのできる性能を持つ.OSBインテリア、OSBノースタンプともそのままクリアラッカーなどで仕上げることもできるが、薄くステインをかけたりすることでかなり製品のイメージが変わる.表面を研磨されているOSBインテリアは表面が綺麗に仕上がっているだけではなく多少のデコボコを持って貼り付けられていたチップが平滑に研磨されることによってよりはっきりと小さな模様になって表れ、一枚一枚違った表情を楽しめる.意匠材としてこだわりたい方は木場などの問屋に行って直接確かめることをお勧めする.高広木材(03-3521-6121 新木場駅前)納め方壁と天井が異なる素材の時、例えば壁にOSBを使い、天井をプラスターボードEP仕上としたときなど、その接合部分つまり入り隅となる部分のディテールには工夫が必要となる.プラスターボードのように表面がツルツルの面と、表面がわずかではあるがデコボコのある面であるため、そのまま突きつけで仕上げるとペンキを塗ったときに入り隅部分でまっすぐなラインが出にくいからである.このようなとき隅の部分で塗り分けるのではなく多少OSBにかかった部分で塗り分け、まっすぐに見せるのが簡単でよい.本来は天然材料であるので湿気によって伸び縮みする事を考慮し、天井または壁に目地を用いるのが綺麗に仕上がるだろうが、当然前者よりも手間のかかる仕上げとなりローコストを優先させる場合には私の場合突きつけにした上記の方法で逃げている.